屋久島地杉×高性能住宅のコラボレーションモデルハウス
「次は全面屋久島地杉貼りもやりたいですね」そう語るのは、株式会社アサヒ住宅の山下副社長。
アサヒ住宅様のある三重県尾鷲地方や和歌山県新宮地方は、昔からの大工さんが多く、大工さんへ直接住宅の依頼をされるお客様が多い地域です。
今回モデルハウスへの取り組みを進めていく中で、「大工さんとの差別化」をキーワードに材料を探していたアサヒ住宅様。そこで屋久島地杉やレッドシダーと出会い、「普通の木ではない、面白い木」だと気に入っていただけました。
ご訪問、お話をさせていただく中で「使うなら思いきり」と言ってくださり、屋久島地杉をふんだんに使用する形で構想は進んでいきました。
外壁はウイルウォールの鎧張りを使用し、内装は床材をはじめ壁、階段、建具、巾木、窓枠などの造作材と、そのほとんどを屋久島地杉で揃えデザインされています。
こちらは現在お客様との打ち合わせで稼働中。屋久島地杉の香りや、あたたかい雰囲気がお客様の警戒心を緩め、和やかな打ち合わせができているそうです。
しかし意匠性だけではとどまらず、サッシや断熱材のグレードをUPし換気システムも導入。耐震等級は3相当と、高性能住宅としても申し分ありません。
この屋久島地杉×高性能住宅のコラボレーションモデルハウスはJR紀伊佐野駅の目の前。
地元の方からは「駅前に素敵な建物ができた」というお声もいただいているようです。
「建築の外観は社会の財産」というチャネルオリジナルの理念にも共感いただき、次は屋久島地杉外壁の全面貼りや、分譲地の並びでの採用を考えておられます。
今回橋渡しをしていただいた株式会社山善様は、全国の加盟店様と住宅事業を展開しております。このモデルハウスをきっかけに、このような物件が広がっていくことを楽しみにしながら、ほかにはない住宅づくりのお手伝いをしていきたいと思っております。
■建築概要
用途:モデルハウス
建築場所:和歌山県新宮市
敷地面積:149.45㎡ 延べ床面積: 97.72㎡
構造:木造
階数:2階建て
■ご採用商品
外壁:ウイルウォールベベルノッティ
床材:屋久島地杉フローリング節有グレード/ロッジポールパイン
壁材:屋久島地杉パネリング節無~上小節グレード
造作材(窓枠、巾木、笠木、カウンター):屋久島地杉/パイン巾ハギ材、無垢材
框材:屋久島地杉突板框
内装建具:屋久島地杉・パインパネリング/框組
■会社情報
株式会社アサヒ住宅
株式会社山善